ニュースリリース
脱炭素行動変容アプリ「SPOBY」が
関東経済産業局「FORWARD KANTO INNOVATION CONNECT 2022」に採択/埼玉県入間市プロジェクト
自治体が環境問題に取り組む時代。
入間市が市民と一体となり脱炭素型ライフスタイルを形成。アプリの活用した課題解決手法とは
入間市が市民と一体となり脱炭素型ライフスタイルを形成。アプリの活用した課題解決手法とは
株式会社CUVEYES(東京都中央区 代表取締役 夏目恭行、以下「当社」)は、埼玉県入間市における「市民・事業者との共創によるゼロカーボンシティの実現」という社会課題に対するソリューションを持つ企業として、経産省関東経済産業局主催プログラム「FORWARD KANTO INNOVATION CONNECT 2022」に採択されました。
プログラムHP:https://kanto-innovation-connect.go.jp/
経済産業省関東経済産業局では、「令和4年度イノベーションの社会実装に向けた地域成長産業共創事業」を実施し、それぞれの地域にあった地域の社会課題を解決するソリューションの持続可能な形での社会実装を目指しています。
入間市の脱炭素への取り組み
入間市は、2021年2月、近隣4市とともに2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ共同宣言」を表明しました。また、2022年5月「Well-being City いるま」をテーマに、2022年度SDGs未来都市として内閣府から選定されました。さらに、官民連携による脱炭素型まちづくりを推進する「入間市ゼロカーボン協議会」を設立し、狭山茶・里山の保全や防災レジリエンスの強化など、地域課題解決に資する地域新電力の誘致・創出に向けた取組を推進しています。
アプリ『SPOBY』で市民の脱炭素型ライフスタイル転換を促進
入間市においてゼロカーボンシティに向けた取り組みを進める一方で、地域の市民・事業者にとって理解されやすい新たな仕掛けや魅力的なインセンティブが不足しているという課題がありました。
『SPOBY』は歩行や自転車移動により乗り物利用を抑制し、節約された炭素排出量を見える化できる行動変容アプリです。
市民が楽しみながら脱炭素活動に取り組むことが可能で、一人ひとりの環境意識だけでなく健康意識も高め、行動変容を促していきます。
市民が獲得した脱炭素や健康増進のポイントをご褒美に交換できる仕組みがあり、そこに地域事業者による特典供給が加わることで、送客効果による地域活性化も目指します。
SPOBYとは?
「SPOBY」は、本来乗り物に乗って移動すべき距離区間を歩行または自転車で移動したときの二酸化炭素抑制量を計算し可視化する唯一のアプリサービスです。勤務時間の脱炭素量・リモートワーク時の排出抑制量をスコア化し、法人の環境パフォーマンスデータ(スコープ3カテゴリ7)におけるCO2オフセット量の算出を可能とします。人の活動量増進に繋がるため、「脱炭素」だけでなく「健康」にも寄与するソリューションツールとなります。
活動量、排出抑制量のデータをタイムリーに可視化
アプリで測定された活動量や二酸化炭素排出抑制量のデータは、タイムリーに集計され、管理画面上に表示されます。それにより、環境負荷改善への目標設定、定期的な見直しが可能となり、従業員は日常的に環境保全活動を行うことが可能となります。