ニュースリリース
行動変容アプリ「SPOBY」が仙台ヘルステックコンソーシアムにて採択 / 宮城県仙台市プロジェクト
〜スマートフォンアプリ「SPOBY」を活用し、環境面から市民の健康行動を促す〜
株式会社CUVEYES(東京都中央区 代表取締役 夏目恭行、以下「当社」)は、宮城県仙台市の健康福祉課題の解決に意欲をもった、多様なプロダクト・技術、バックグランドをもつ事業者として、「2022年度・仙台ヘルステックコンソーシアム」にて採択されました。
仙台ヘルステックコンソーシアムでは、ヘルスケア領域の課題に対してICT 技術やAI・ビッグデータ等を用いて解決を図ると同時に、解決アイデアに基づくヘルスケア産業創出に取り組む企業を支援することで、仙台における地域経済の活性化と健康福祉の向上を図ります。
仙台市の健康づくりの取り組み
仙台市では、「第2期いきいき市民健康プラン」に基づき様々な健康課題解決に向けて取り組んでいます。また、ヘルスケア領域の課題をITで解決する取り組み「HealthTech(ヘルステック)推進事業」を令和元年度より実施し、官民連携で健康課題の解決を通したビジネスの創出にも取り組み、地域の健康福祉の向上と経済の活性化の両面にアプローチしています。
スマートフォンアプリ「SPOBY」を活用し、脱炭素を切り口に市民の健康行動を促す
仙台市で成人において1日の平均歩数が全国より低く(平成28年時点)、活動量の減少が課題でした。「SPOBY」は歩行や自転車移動によりポイントが付与され、特典と交換できる仕組みがあるため、市民は楽しみながら健康活動に取り組むことができます。さらに、乗り物利用を代替することで、脱炭素量を計測する機能を活用した環境配慮活動も促進させます。 一人ひとりの健康意識の醸成だけでなく、環境課題への意識転換にも寄与するとして、仙台市ではSPOBYを用いて抱える社会課題に向き合います。
SPOBYとは?
「SPOBY」は、本来乗り物に乗って移動すべき距離区間を歩行または自転車で移動したときの二酸化炭素抑制量を計算し可視化する唯一のアプリサービスです。勤務時間の脱炭素量・リモートワーク時の排出抑制量をスコア化し、法人の環境パフォーマンスデータ(スコープ3カテゴリ7)におけるCO2オフセット量の算出を可能とします。人の活動量増進に繋がるため、「脱炭素」だけでなく「健康」にも寄与するソリューションツールとなります。
活動量、排出抑制量のデータをタイムリーに可視化
アプリで測定された活動量や二酸化炭素排出抑制量のデータは、タイムリーに集計され、管理画面上に表示されます。それにより、環境負荷改善への目標設定、定期的な見直しが可能となり、従業員は日常的に環境保全活動を行うことが可能となります。