大阪府とスタジオスポビーが大阪・関西万博を目指し「脱炭素エキデン365」を発足~JR西日本・MUFG他民間企業が力を合わせて脱炭素活動を展開~
株式会社スタジオスポビー(東京都中央区、代表取締役:夏目恭行)は、脱炭素社会の実現に向けて、2023年12月19日に大阪府と事業連携協定を締結し、民間企業をはじめ、府民の脱炭素意識の改革と行動変容を促進することを目指す「脱炭素エキデン365」プロジェクトを発足しました。
本プロジェクトは、2024年4月14日から2025年4月13日まで、一年間にわたり展開されます。この期間中、民間企業と連携し、一人ひとりの行動変容を通じたCO2排出の抑制に取り組み、その貢献を可視化し、EXPOグリーンチャレンジの達成に寄与することを目指します。本連携協定では、スタジオスポビーが開発した脱炭素貢献量可視化アプリを活用し、府民の脱炭素行動変容に向けた広報、周知啓発を実施し、大阪・関西万博を契機に、府民の脱炭素行動変容への機運を醸成するものです。
本プロジェクトには、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:長谷川 一明、以下JR西日本)と株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:亀澤宏規、以下MUFG)が、このほど参加を表明しました。今後も続々と参加企業が増えていく見通しです。
JR西日本グループは、「安全、安心で、人と地球にやさしい交通」および「持続可能な社会」の実現に向け、環境をはじめとするサステナビリティの取り組みを一層推進していくこととしています。鉄道を基幹事業とする企業グループとして、とりわけ都市圏輸送や都市間輸送において、単位輸送量あたりのCO2排出量が他の輸送モードと比べて非常に少ないという鉄道の環境優位性を活かし、事業を通じて地域・社会の脱炭素化に貢献していくことを目指しており、本プロジェクトの目的に賛同し、参画することといたしました。
MUFGは、カーボンニュートラル宣言を掲げており、ファイナンス等を通じたお客さまの脱炭素化と、自社独自の脱炭素化を進めております。カーボンニュートラルを実現するためには、MUFGの全社員が世の中の潮流を理解し、個人の行動変容・意識変容に繋げることが重要と考えております。そこで今般、社員の行動変容を促すきっかけとすることを目的に、本プロジェクトに参画することを決定いたしました。
発足の背景・目的
今日、地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量をゼロにしようとする動きが国際的な共通目標となっており、国内でも官民様々な取組みが行われています。
そこで、2025年に開催される大阪・関西万博を好機ととらえ、国(環境省・経済産業省)、大阪府、そして企業市民・団体とともに大きな波をつくり、環境先端地域として「脱炭素社会」の実現への取り組みを推進していくべきだと考えます。
官民が力を合わせて「脱炭素社会」の実現を目指し、具体的なアクションを推進し、未来の子どもたちにタスキをつないでいくことを目指して本プロジェクトを発足しました。
プロジェクト概要
本プロジェクトに参加する民間企業数百社、10万人強の従業員が、万博開幕までの一年間でCO2排出抑制に取り組み、その脱炭素活動のスコアを見える化し、EXPOグリーンチャレンジへの貢献を目指すプロジェクトです。脱炭素量を計測できるエコライフアプリ、「SPOBY(スポビー)」を活用して、脱炭素社会の実現に向けた行動変容を促します。
例えば、通常乗り物に乗って移動すべきところを「ひと駅手前から歩いて出社」「商談に自転車で移動」など歩行や自転車で代替移動することをはじめ、マイボトル活用、リモートワーク、階段の上り下り、公共交通を活用したECOムーブなど様々な環境アクションによる脱炭素量を見える化し、たまった脱炭素スコアはご褒美商品と交換できます。大阪府と連携し、取組みを進めていきます。
プロジェクト名:脱炭素エキデン365
実行委員会準備室 :株式会社スタジオスポビー
参画予定 :全国の民間企業数百社
スタジオスポビーについて
スタジオスポビーは、「人の行動変容を促進させ、社会課題を解決する」ビジョンにより設立したソーシャルカンパニーです。同社は2022年5月より脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY(スポビー)」のサービス提供を開始しました。当該アプリは環境省・脱炭素先行地域および経済産業省「地域DX推進ラボ」自治体においても採用されています。
【本件に関するお問合せ】
脱炭素エキデン365実行委員会準備室
担当:㈱スタジオスポビー 寺門(てらかど)(deco-ekiden@spoby.jp)
お問い合わせ先:03-6435-7204